肌荒れ・ニキビ
- 保湿クリームを使ってもなかなか変わらない
- しょっちゅう吹き出物ができてしまう
- 痒くてしんどい
- 皮膚が破けて浸出液が出てきてしまう
- 服が擦れていたい
『肌は人体最大の臓器であり、異常が起これば暴走する』。これはとあるドクターの言葉ですが、東洋医学でも全く同じ見解です。そもそも肌は東洋医学で言うところの五臓の内、肺が関与しています(詳しくは東洋医学からみた肺の仕組みをご覧ください)。肺は人体に物質が侵入してきた場合、それが有害物or無害物かを判別し、有害なら排出、無害なら保持するフィルターであるとされています。ですが肝によるデトックス、消化器、泌尿器による排出が追い付かないとなると肌に送り込んで外へ出そうとするのが肌荒れとされています。こうなると乾燥に対して保湿するだけでは足りなくなるのは明白で、大切なのは内面からのデトックスになります。ではどのように対処していくの、東洋医学式にお話します。(ニキビについてはなにかしらの固形物が形成されている場合、皮膚科の受診をお勧めします)
東洋医学からみた肌荒れ・ニキビ
先ほども述べましたように肺を整える、肝のデトックスを促す、脾(消化器)と腎(泌尿器)の排泄を促すの3点が大切になります。全身に散布している経穴(ツボ)は五臓の疲労が体表面上に修験しているポイントとされ、肌荒れの場合、肺、肝、脾、腎の経穴になにかしらの反応は必ず出ています。そこへ鍼とお灸で刺激を加えることで五臓を整えることで老廃物が排出されていけば自然と肌荒れは収まっていきます。また五臓の変動がありますので、肩こり、腰痛、神経痛、頭痛、めまい、便秘、自律神経の乱れからの不調、更年期のお悩みetc……他にも幾つもの不調を複合的に抱えている方も見受けられます。どれかを蔑ろにするのではなく、総合的にケアさせていただけると幸いです。
食事が大切になります。
日本人に適合する食品とは何でしょうか?それは米、味噌、醤油、野菜、小魚です。現代は技術の発展とともに食品添加物、過度な糖質、汚れた油、薬品でもあるアルコール、カフェイン、ニコチンなどを日常的に摂取している状況です。そうなれば人体は老廃物が蓄積するのは明白で、やがてこれは血液も汚して他にも余計な不調を引き起こします(汚れた血液を於血と呼びます)。鍼灸はあくまで人体外から五臓の働きを促すものです。食養もとても大切なので、カウンセリングの際にアドバイスもさせていただきます。
お年頃の長女のニキビもキレイに戻りました。
お年頃の長女のニキビも(小学6年生)キレイに戻り、気にしていた本人も喜んでいます。
12歳 小学6年生
※こちらの方は週1回3ヵ月通われました。