高血圧
- 脳血管が破裂するかもしれないと言われた
- 動脈硬化の可能性を指摘されている
- 薬を飲んでもなかなか下がらない
- 塩分を控える食事をしていたら、かえってフラツキが出る
- 重篤な不調に繋がるのではないか心配になる
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高血圧は生活習慣病の一つとされており、厚生労働省の調査では病院における受診者数の第一位に挙げられたこともあるくらい、抱えていらっしゃる方が多いお悩みです。西洋医学では原因不明な本態性高血圧症と原因が特定できる二次性高血圧の二つに大別されます。二次性高血圧については食塩の過剰摂取、肥満、飲酒、ストレスなど生活習慣に関わる事柄が指摘されますが、東洋医学に目線を移してみるとどうなるのでしょうか?
東洋医学からみた高血圧
脳動脈硬化の影響でおこるものは腎、筋肉の過緊張や瘀血(おけつ)よって血管が締め付けられておこるものは肝の変動と言われています。そもそも高血圧そのものが病ではなく、動脈硬化や瘀血を伴うことで血液を上手く届かない部位に行き渡らせるために起こる生体の防御反応です。ですので無暗に減塩するのは根本解決にならず、降圧剤の長期使用も脳の栄養不足による認知症へ繋がるケースが増えています。よって高血圧へ直接処置を施すのではなく、その原因となっている部位に対してアプローチを行うことで、お悩みを処理していきます。なので原因不明とされている本態性高血圧症にも有効です。
どのくらいのペースで通うんですか?
体質を整えるのを念頭に施術する不調なので通院は週一回ペースを1カ月~3か月は必要になります(個人差がありますのであくまで目安です)。血圧とは体の根本的な体質の現れなので、短期間集中で通院しても劇的な変化を起こすのは不可能です。お食事についても無理な減塩は必要なミネラルを失うことになりますので、適塩として海水を煮詰めて作った昔ながらの塩を使うようにするなど工夫をしていく必要があります。食養法についてもアドバイスしますので、生活習慣を整えていきましょう。